打ち合わせを終わらせてソッコー帰還。甲府の中学生は みんなOGKのロードレーサ的ヘルメットを被っていました。

んでー。今年一番の強烈な走りだったツールドおきなわでのレポートを掲載させていただく事にしました。私の抑揚なくダラ長いレポとは違います。熱いです。熱すぎます。元々はワールドワイドな公開を意図して書かれたものではないので本人は手直ししたい部分もあるとの事ですが、このままでいいのです。このままがいいのです。この熱さが大浜さんです！

と無理を言って、最初の文章のママとさせていただきました。来年は ますます凄いよ。楽しみです。

このように日程が決まりました。
ちなみに私は幹事・取りまとめ役ではありませんが、参加希望者は私までメール下さい。幹事に転送しますです。

今年度は天気に恵まれて気持ち良く走れればいいナア。

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この春に会社のトレーニングルームが改装されて、一般社員にも解放されていたのでした。筋練ルームもあるでよ、覗いた事すらないけど。そろそろ気持ちを切り替えて筋肉練習をしていく時期でもあり、どんなトコなのかチェックして、使えるようであればバババーンと始めていきますかー。

んでー。イテミマシタ。一通りの設備が揃っていてイイ感じ。もちろん ここより充実しているスポーツクラブは星の数ほどあるだろうけど、わたし程度のエセ筋練マンには これでもオーバースペックなくらい。フリーウエイト系が充実しているのも嬉しいし、いつでもタダで自由に使えるってのもチョー便利。使えます。

んでー。一通り全身方面を痛め付けておきました。上半身方面は全然力が入らずにもどかしいなー。ま、少しずつ少しずつ。明日の筋肉痛が楽しみです。

んでー。筋練の後は新宿へゴー。昨冬に引き続きのオヤジ的飲み会。全部で15人で、平均年齢は厳密に正確に慎重に計算したら41歳ちょっとだったようです。尊敬すべき諸先輩たちから ありがたい お言葉をいただき、ひよっこ的オヤジレーサの私は大いに勉強になりました。盛り上がりました。

物見山練には珍しくTREKが三台（とエビフリャーが一本）と、TREK率が異様に高いです。こ、これわー。某氏に対する挑戦状ですかー。違いますか。エビフリャーは挑戦的です。違いません。

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軽く走るつもりで物見山練へゴー。今日のメンツは岡部さん・屋代さん・大里さん・河野さん・我妻さん・大浜さん・小湊さん・奈良。フツーに物見山に向かってゴー。上江橋すぎで松村さんが背後から追いついてきたよ。

ほんでもって集団はやや速めのスピード。先頭交替に慣れていない方が何人か含まれているため、前に出るたびにスピードアプしていくという よくある悪循環的な展開。さほど極端ではなかったので、とりあえず、まあいいっか。

物見山まで行った事がないという方もおられたので、定番の清澄周りではなくて今日は物見山直行コース。最後まで強度を上げた走りをするつもりはなかったけんど、大東文化坂の中段で大浜さんが飛び出して行った。おー、ならば最後くらいは一本イタしてみますか。

ギアを掛けて追走したら屋代さんがついてきた。最後の急勾配のトコで大浜さんを交わし、最後の最後は屋代さんと藻掻き愛！

と腰を上げた瞬間、生体センサーに赤信号が灯り、『ヤメナサイヤメナサイ』という警告音をも発している。低・中強度で しれーっと走る程度ならまだしも、やはり風邪マンは限界近くまで追い込んじゃいけないみたい。なるほどそうでしたか。ピークを前にして先頭からとっととUターンし、そのままバイバイキン。今日はこのくらいにしといてやらー。ノロ松村も坂の途中で折り返し、ちょうどやってきたZELKOVA列車に乗車。途中でそのスピードに着いていけずに連結解除をしたりしながらも、快速流しで帰還。ポン。

帰り着いた後は静かにおとなしく静養。夜になっても風邪の具合は悪化せず、やはり藻掻かなかったのは正解だったみたいです。

冬なのに結構な人数が集まりましたです。松井・宇津・殿岡・水田・志村・遠藤・大浜・岡部・山本・山ちゃん・奈良。11人でゴー。

いつもとコースを ちょびっと変えて、太郎右衛門橋までサイクリングドーロを走る。何か知らないけどペースが けっこう速く、しかも速まったり遅まったりするので、それは病人な私にとって ちょびっとキツいのでございます。着いていかずに、一番後ろで一定距離を保って独走くん。

セクシーシーーーョット。

太郎右衛門橋から一般道に出たら ぶっつりと集団が別れてしまい、後ろの数人は随分と後ろに離れているみたい、ならばと逆走で お出迎えに行ったら、遅れていたメンツはショートカットコースを使ったようで合流できずじまい。文明の利器の携帯電話で連絡はとれたものの、なんか気持ちが萎えちゃって もうヤーメタ。病人だしーわたしー。そのまま帰っておしまい。体が冷えました。

風邪気味でも食欲はあるのです。花一までテクテクと歩いていって、刺身定食プラスジャンボエビフリャーと、スペシャルわがまま丼プラスカキフリャーを食べる。揚げ物おいしー。満足感が違います。ジャンボです。

陶器市なんぞを眺めつつ買い物をしつつ、四時間半ほどの散歩終了。よく歩きました。帰ってからロールキャベツを製作して食べました。食べてばっか。

体調は さほど酷いとは思わなかったのですがー。夜になるにつれて一気に急降下。これはヤバい。風邪気味だったのに完全無欠な風邪野郎になってしまいました。買ってきた風邪薬を飲んでとっとと寝たものの、熱は50℃ほどまで上がり鼻水を20リットルほど垂れ流し寝汗を30リットルほどかきました（数字は全部推定です）。うー、ツラい。明日こそはホントにおとなしく過ごした方が良さそうです。

こないだの日曜日に全然走れかったのは、風邪をひき始めていたからなんですねー（たぶんおそらくきっと）。帰った後にグッタリと動けなかったも そのせいだったのカー。

明日は早起きしてお山方面で素歩くつもりだったけんど、大事をとってヤメー。つまんないけど大人の判断ですねー。おとなしく過ごす事にしますです。

ここで質問。このような路線図において、a-d間の回数券を持っているとします。JRのバヤイです。

• a-d間は回数券で普通に乗れる→当たり前
• a-b間、a-c間も回数券で普通に乗れる→実績あり
• aから乗ってeで降りる場合、どのような追加料金が発生するのでしょうか？
• aから乗ってfで降りる場合、どのような追加料金が発生するのでしょうか？

日進駅から素走ったら、なんか知らないけどチョーいい感じ。素走り方が だいぶminiついてきたかも、マイセルフ。気持ち良くペタペタセコセコと脚を出していたら26分で帰着。6kmを26分つー事は、キロ4分20秒ペースですぜ。途中で信号ストップもありましたぜ。ほどけた靴紐を結び直しましたぜ。これは はやい！はやすぎる！はやまっている！本気でマラソンしようかなー。

まあ、日進駅から自宅までの6kmというのが かなりドンブリではあるんですけどね。飛ぶ鳥を落とす勢い。

昼は大月みやこ歌と握手会。わーいわーい。

ほんでもって、楽しくお食事会←これはほんの序盤戦。食べっぷりで負けた（かもしれない）。

やまだんなフルーツ。名前の由来は私からは言えません。

プーさんのハチミツをもらいました。やった！

夜はミスドー。あまうま。

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ゴルフ場はですねえ。カート道の外側の部分を勝手に走らせてもらったけんど、ここも そこそこ整備されていてメチャクチャ素走り易いのですよ。気持ち良いです。（大きな声では言えませんが）フェアウェイど真ん中なんかサイコーです。でもメチャクチャ冷え込んでいます。サイコーに寒いです。

一時間弱普通にテクテクと走り、最後は緊縛ベルトをビシッと締め上げてテクテク。太桃イター。脚あがんねー。ロボット走りでヨロヨロ。きついです、これわ。どんな意味があるんですかね？よくわかんね。そのまま自転車に乗ってアウタートプ固定で帰る。いたいです。

帰ってから掃除して料理のお手伝いをする。たくさん作ってもらいました。私は一品だけ。牛のアキレス腱固め煮を昨晩製作すみ。スゲーとろとろになります。コラーゲン満点。ぷりぷり。美女二人の女っぷりがこれで ますます上がってしまいます、どうしよう。ぷりぷり。さら お手伝いついでに、大月みやこショーを見てきたのでした。

ほんでもってー。酉子さんと谷口さんをお招きして、嬉し恥ずかしで楽しいランチタイムの御開帳。酉子さんには つねづね『ありえねー』ほどの持ち上げ方をしてもらい、さらに沖縄レースの際は ここには書けないような『捨て身の応援』までしていただきました。ありがとうございました。風邪ひかなかったでしょうか？結果はアレですが、お陰様で良い走りができましたです。ならさま感激です。

谷口さんはMTB・ロード両方の最高カテゴリーで走るエリートレーサ。実業団BR1レースでは御一緒する事が何度かあったけど、今日は初の食い対決。上尾まで遥々と自走で来ていただき、ありがとうございましたです。

んでもってー。美味しく楽しくいただきました。谷口さん、エンドレスで良く食べますねー。見ていて気持ちが良いです。私は食べっぷり ちょびっと負けたような気がしますが、ホントに負けてました？とんとんくらいじゃないですかね？

ま、今日はこれくらいにしといてやらー。私の負けという事にしておいてやらー。次回は食い負けませんから。酉子さんの ここには書けないような あんな話や こんな話も楽しかったです。どもー。

自走で帰る谷口さんを お見送りし酉子さんを駅まで送り、帰りにミスタードーナッツを買って帰る。すなわち あまうま。さらにチョコパイも食べたよ。ちんすこうも食べました。

沖縄から自転車が届いたとの連絡をいただいたので、昼休みにサイクルハウスイシダへ引き取りに行く。どもども、お世話様でした。

出勤途中の高坂監督がちょうどおられ、ちょっと前は（私の）退社時に遭遇していたのに今は昼休みでスカイ。出勤時間が早まっているという事でスカイ。茄子仕事が佳境にはいっておられるとの事で、お疲れさまです。

『高坂さんが出ておられれば余裕で優勝でしたよー』と ぶっこいておく。

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自転車になんか乗りたくねーという心持ちだったけど、この自転車は駐輪場放置にはしたくない。先週から既に一台放置しっぱなしでもあるし。仕方ないので乗って帰るノダ。

新座のあたりから小雨がパラパラと降ってきて、げ？今日は天気が崩れる予報だったのでスカイ。聞いてないよ。

降りは志木のあたりで だいぶ強くなり、雷も鳴り始めた。羽根倉橋から荒川サイクリングドーロに出たら、そりゃ もー地獄ですよ。アラサイヂゴク。北風が強くて前にまったく進まず、滝のような雨はいつしか雹になっていて、痛い痛い痛い。顔をあげていられません。全身はずぶ濡れとなり、体の芯の芯まで冷えきった。頭上では『即鳴り』の雷が爆裂し続けていて、遮る物のないサイクリングドーロでは直撃を食らってしまいそう。本気で命の危険が危ないと思いましたね。

たまらず荒川総合運動公園の事務所に逃げ込んだものの、ゲートが閉まっていて入れず。嗚呼。

どこかでしばらく雨宿りする手もあったけど、既に体は冷えきり、雨を避けていても寒くて震えが止まらない。これは一気に帰ってしまうのが正解と判断して、大雨を突いて『ウオー』とか絶叫しながら（←本当）走り続ける。雷が怖かったので、ちょい遠回りだけどサイクリングドーロではなくて一般道を。

最後はフラフラになりながらも なんとか帰宅に成功し、沸かしておいてもらった風呂で解凍。つらすぎました。これわ何かの罰ゲームだったのですか？

九人のうちの半数ほどが美ら海水族館経験者で、半数ほどが美ら海水族館未経験者。私は二度目。今日イチはニョロニョロだったなー。ぶっちゃけた話、後半はちょびっと飽きてしまったので ざっと流しておしまい。水族館の外にあったウミガメ館とマナティ館の方がずっと面白かった。マナちゃん、カワイー。

名護に戻って、昨日の打ち上げ会場の隣にあった魚メインの定食屋で昼ごはんを食べる。牧志公設市場の食堂で食べるのがここ数年のお約束だったけど、観光客相手な雰囲気がちょびっと鼻につくようになったので（当社比）。メニューに『ミーバイ煮付け定食』があって、『値段は店内の黒板をごらんください』と書いてある。すなわちつまり『時価』って事でスカイ。

ミーバイは食べた事がなく高級魚であると聞いた事があったので、値段によっては試したみたいキモチ。でも、店内に黒板値段ボードがない。まあいいや。『最後くらいは ばばばーんと。こういうウチナーローカルな店ではそんなに高いはずないべ』というキムチで値段を聞かずに おねいさんに頼んだら『1800円になりますが、よろしいですか？』との事。おう、1800円なんてなんて事はねーぜ（泣）。

んで、ミーバイは上品な白身で美味しゅうございました。でも980円のハリセンボン定食より1.83673倍美味しかったかと言えばちょっとアレ。一度で十二分。

許田の道の駅に寄ってから那覇へ。私たちより早い飛行機で帰る滝山さんを空港まで送る。どもども、お世話様でした。今年は一緒に走れずに大変残念でした（滝山さんは200km入賞経験者なのだ）。来年は二人のオヤジパワーでワンツーフィニッシュしましょう！

とりあえずは国際通り・牧志公設市場へ行き、ざっと眺めて最後のミヤゲを買う。トンボ返り的にレンタカー屋へ戻って、車を返して空港へ。飛行機はちょい遅れたけど問題なし。羽田空港で解散。お疲れさまでした。今年も楽しい沖縄ツアーでした。

浜松町で大浜さんと夕ごはんを食べてから帰玉。あー、おわったおわった。

でも、ゴール後に（200km運んだ）うまい棒をくれたから許す。

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●プロロローグ

• セットしておいたアラームにも気づかずに5:00直前に起床。昨晩は即寝だったし、夜中に一度も目は覚めずに良く眠れた。気持ちが落ち着いている証拠だ。いかった。
• 5:00から朝ごはんを食べに行く。一昨年まで泊まっていた某（リゾート）ホテルは某キングが泊まった時にはキチンと5:00からレストランに朝ごはんを用意していたのに、キングが別宿にした年から手のひらを返したように しょーもないサンドイッチ弁当ボックスに変えてしまった。
• 頭にキタので、あのホテルは もう使わない事にしたのでした。
• おかずはあまり食べずに、白飯を普通程度量食べておく。昨晩は おなかを わずかに壊す程度まで大量に食べたから、今朝はこの程度で十分。
• 部屋に戻って補給食の最終チェック。カーボショッツ五本ほどと、先日のJCRCレースのジャンケン大会でゲトしたパワージェルを五本ほど。さらにトップテンを一本。
• ボトルにはオランダ製の怪しいスポーツドリンクをいれてみた。信州で使って悪くない感じだったヤツ。
• サポートの滝山さんが普久川ダムで補給に回ってくれるが、補給食もドリンクもあえて何も頼まなかった。軽量化のために補給食を預け、万が一にも取りそこねたら悲劇だから。
• 11年ずっとノーサポートでやって来たんだしー。
• ダムに行くと交通規制の関係でゴールには間に合わないから、臼井はゴール地点で待っていてくれる。なんとしてでも先頭で帰ってくるのだ。
• 最高のモチベーションです。
• 昨晩のマッサージも効いて、体調もバッチリ。体も気持ちも最高の状態にもってこれた。
• 後は良い走りをして結果を出すだけだ。

●もくろみとか作戦とか狙いとか

• 狙うのは小人数でのスプリントで、出来れば六人以下に絞り込みたい。例えば六人以下に絞り込めたとすれば、そこには真のスプリンターが残れる可能性は低い。
• もちろん私も真のスプリンターではなく、ゴール前に圧倒的なアドバンテージがある訳ではないが、去年からスプリント力は強化してきたつもり。並み程度の相手なら自信はある。
• マークすべきは西谷・島田のオーベスト二枚看板。西谷さんは泣く子も黙る優勝候補筆頭。何も言う事なし。
• 初沖縄の島田さんは恐らくは後半は厳しいだろうと（勝手に）推測してはいるが、あの登りスピードは脅威である。今回の参加者中で、島田さんの登りスピードを一番実感しているのは私である（と思います）。まだまだ名前が売れておらず他のメンツはノーマークにしているだろうが、彼氏が本気でスピードを上げると大変な事になる。これまた間違いない。
• 島田さんが普久川ダムで思いっきりスピードを上げて集団を小さくし、そこから西谷さんが攻撃してくる。火を見るより明らかなシナリオ。さらにオーベストはマスケンTVT偉人・追川・山田・go・モズク等の強力なメンツが何枚も。去年同様にチームプレイを繰り出してくる事が予想される。
• 白石ももちろん強力だが、乗り込みが不足しているように信州では見えた。一人逃げは厳しいだろう（と勝手に推測）。うまく展開に取り込みたい。
• FORZA武井さんも沖縄に相当に気合をいれて臨んで来ているようだ。
• 他にも有力選手は何人もいるが、西谷・島田マークで間違いはない。少なくとも序盤中盤は自分から下手に動いても意味はない。西谷さんを逃がさず、オーベストの展開に乗って選手を絞り込む。そうすれば優勝もみえてくる。
• そういう狙いでした。

●スタート前後は暗かった寒かった

• 6:00過ぎに宿出。200kmの長丁場であれば特にアップも必要はなかろうが、多少は脚を回しておいた方が良いだろう。それに私らのホテルは会場まで1kmで、走って行くだけでは近すぎる。
• 道路のゴミを掃いてくれているボランティアの方々に『おはようございます』と声をかけつつ。真っ暗な今日のコースを軽く走る。ホントにありがたいことです。
• 10分ほど走って折り返し。招集地点に行くと、既にほとんどの選手が整列済み。そういえば今年からスタート時刻がちょびっと早くなったらしい。昨日の夜に知りましたのでした。
• 『スタートはゼッケン順だもんねー』ってな心持ちで一番前に入れさせていただく。最前列方面は常連の顔見知りばかりで、入れさせていただけたのですが、まあゼッケン順という事で許してください。
• 隣ではアフリカ帰りの菅が『寒い寒い』と連呼している。そういえばマラリアに罹っているっているらしいじゃん。大丈夫なのか？
• そういう私も風の強さと気温の低さで随分と寒かったのでした。
• 後からやって来て前に並んだ江藤センパイも『逃げますよ』と宣言しているし、浜ちゃんも『とりあえず逃げる』と言っている。このシト達、いきなり行くな。
• スタート地点に移動し、国際200kmのスタートを見送っても緊張感は比較的に薄め。『吸って吸って吸って止めて止めて止めて吐いて吐いて吐いて』の呼吸法も効いているのか、とてもリラックス出来ている。国際200kmのスタートに数分遅刻した選手があわててスタートしていくさまも、気の毒ではあるけど場の笑いを誘った。
• 6:55にスタート。戻ってくるのは約五時間半後で、私が先頭で（の予定）。
• スタート直後から異様に速く、50km/h近いスピードで棒一状態。前を見ると、菅と江藤がスピードを上げまくっている。
• スタートダッシュは決まらなかったけど、何発か連続させて彼氏たちは逃げていった。オーベストが動いていないので私はスルー。後で集団内で取材したところによれば、行ったのは菅・江藤・浜頭・真下の四人。なかなか強力なメンツだが、海風がかなり強く、序盤はほとんど向かい風になるはず。どこまで行けるか。果たして次の展開は。

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●強風を突いて序盤平坦70km海沿いサイクリング

• 四人が抜けて行った後は集団は落ち着いたサイクリングモード。
• それでも後ろの方は『あまりお上手ではない方密度』が高くて危ないし、前方で動きがあった場合には乗り遅れる。先頭が見える位置で走っておく。
• 菅のチームメイトの体のデカいどなたか（お名前存じ上げませんでした。すみません）が終始先頭付近で走り、集団の抑えに回っている。なかなか強力に効いていました。
• 水族館前の登り坂で西谷さんがアタック。本気なのか？揺さぶりか？
• すかさず武井さんが反応して二人で抜けて行ったが、集団は見送りモード。あの二人が行ったのに それはないでしょー。
• タバタマンと一緒にワンテンポ遅れて追走し、すぐに下りで追いついた。先は まだまだ長く、先行している四人も まだまだ活きが良いだろう。私としては この四人で行くのはあまり嬉しい話ではないが、他の三人が本気なら覚悟を決めて行くしかない。オーベスト軍団が数に物を言わせて抑えに回ってくれるだろうし。
• でも、すぐにメイン集団もスピードを上げて追走してきたので、内心ほっ。
• 直角コーナーの連続する なんとか集落でも、カーブの立ち上がりを使って西谷さんがアタック。これにもすかさず反応しておく。
• スピードのあがらない集団に喝をいれたと判断したけど、どんなもんでしょ。
• これに呼応したのか、30kmくらい（?）のところで展開あり。goちゃんともう一人の どなたかがなんとなく抜けていき、すぐに戻るかなと思ったら強風を突いて そのまま抜けていった。カコイー。誘いのアタクですね！（ですか？）
• さらに前の数人がスピードを上げて離れていき、後ろは軽い中切れモード。抑えが入った？
• 抜けた数人はそのままスピードを保って旅立っていき、その中にオーベストジャージが含まれているのが見える。私は前の数人と集団の間で宙ぶらりん状態で 行くか戻るか少しく迷ったが、『ありゃ西谷じゃないですよねー』と一緒に宙ぶらりんになっていた秋郷さんに確認。だったらとメイン集団に戻っておく。
• 追走集団として抜けていったのは山田・モズクを中心とするオーベスト中心のメンツだったようである。goちゃんの動きもそうだし、bossの檄に応じた動きか。オーベストのチームプレイが始まった。さすがだ。
• その後は淡々と進行。集団の前方に位置し、適当に先頭交代に加わっておく。向かい風が猛烈に強く、場所によっては平坦でも30km/hを割るほど。遅い。
• でも、前の八人ほどはさらに厳しい走りを強いられているだろう。焦る必要はない。一度目の普久川ダムへの登りで必ず動きがあるはずだ。
• Cycling Timeには顔をゆがめて苦しそうにしている私の写真が掲載されていましたが、すみません。ヤラセです。綾野さんがカメラを向けてきたので、ふざけてわざとらしく表情を作ってみました。強い風を受けつつ それなりに先頭交代に加わってはいるものの、ハッキリ言ってラクチンです。
• 物見山・ポンズ方面では私の他に山本さん・江國さん・大浜さんがいるはず。山本さんは登りが近づくに連れて前の方にあがってきたけど、江國さん大浜さんはスタートしてからゴールまで結局一度も目撃しないままに終わってしまった。
• もっと前で走らないと駄目でしょー。
• 登りまで あと少しと言うところでgoちゃんがカムバックサーモン。前に行っているのは あと八人？オーベストが二人含まれているはずで、そのキッカケを作り出したんだから十分に役割を果たした。というトコですかね。お疲れ様でした。
• 序盤70kmの海沿い平坦路では、前で先頭交代しようが後方でヒラヒラしていても結果は あまり違わない場合も多いのではありますが、後ろにはそれなりのリスクもある訳で、そのリスクを現実の物にして差し上げねば。
• 普久川ダムへの登りで集団のスピードは一気に上がる。今年は島田引きが大いに予想され、例年よりも さらに速まる事は間違いない。よほど余裕のある選手以外は、ここでは後方に位置しているだけでジエンドとなる。そうして差し上げるのだ。
• 登りちょい手前の二個目のトンネル前のあたり。先頭交代のタイミングで前に出た瞬間に、フルで藻掻いて飛び出す。登り直前とあれば警戒している選手も多く、この程度では決まらないが決めるつもりはない。追走してきた集団のスピードは一気に上がってトンネルに突入。狙い通り。このスピードでは後ろの選手はなかなか前に出られず、トンネルの中は暗くて危なくてさらに前に出られないだろう。
• 後ろに位置していた選手は、そのままバックアタックを決めていっちゃって下さい。
• トンネルを抜けて、集団はさらにスピードをあげて普久川ダムへ向かって登り始める。私は前から四五番手。狙い通りだ。

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●一回目の普久川ダムは速かったですね

• 逃げ続けた菅が登り始めで失速していた。『おつかれ。前何人？』『八人くらい』と会話を交わしてパス。
• すぐに島田さんが先頭に出てきて、背後の西谷さんと共にスピードを上げ始めた。ただ、周りを引きちぎって二人で逃げて行くほどのペースではなく、予想された展開でもあるので余裕で対応できた。二人のすぐ後ろに位置して登り続ける。
• 島田さんの引きは強力であり ほとんど先頭固定で引き続けているが、そんな島田さんでもわずかに緩むトコもある。そういう時はすかさず西谷さんが前に出てペース維持。さすがだ。
• もちろん このハイスピードは登り苦手マンな私にとっても楽ではないペースだが、レース展開を考えれば非常にありがたいスピードであるとも言える。ほれほれ、もっとあげてクダサイ。絞り込んでクダサイ。
• それでもオーベスト二人に牛耳られ続けるのも癪なので、さらに その前に出て行って思いっきり（当社比）引いちゃたりなんかして。
• 問題なく山岳ポイントをクリアして補給所へ。持ってきたボトルは一本以上が丸々残っているので受け取る必要はない。滝山さんに声だけかけて通過。
• 下りに入る直前に、逃げ続けた浜ちゃんを吸収。『逃げている有力どころは誰？』『飯田くん』と情報をゲト。
• 集団の前方で走っていたから解らなかったけど、下りで最後尾付近まで下がって確認すると集団は二十名程度までに絞り込まれているようだ。
• 最後尾付近で都築さんと『けっこう速かったねー』『近年なかったような減り具合だ』『そういえば白石いた？』『いない！』
• 横の武井さんが『白石は遅れた』と教えてくれて、これは何があったんですかね。ちょっとびっくり。
• 物見山・ポンズ方面は私以外は全滅。合掌。

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●奥・辺戸岬付近のユルッとしたカンジ

• 一気にリストラの進んだメイン集団だけど、下りと海岸線に出てからの緩いアップダウンでペースが上がらない。せっかく良いメンツに絞り込んだからこのまま行きたく、西谷さん島田さんも先頭で やはりあげたそうにしているから私も一緒に行ってみたものの、他のメンツの活きが悪い。
• ペースは上がらずにちょびっとイライラ。
• まあ、前ではモズクが逃げ続けているし、逃げ集団から落ちてきた山田さんも含めて集団にはオーベストが五枚（くらい）。私が焦って動くトコではないね。
• だいぶスピードが落ちてしまったようで、後ろから次々と選手が追いついてきて、メイン集団は三十名か四十名まで膨れ上がってしまった。あーあ。
• それでも一本目で遅れるくらいの選手なら、二本目でも普通に遅れてくれるだろう。『まあいいっか』。
• 白石も後ろから追いついてきた。どうやら後方でヒラヒラしていたら先頭集団に乗り遅れたらしい。
• 織田ブッヒーくんもようこそ。マウスピース(?)を外して話してくれるんだけど、それでも何言っているのか わかんねー。ぶひぶひ。
• このあたりで130km組の石田さん・細沼さんをパス。『慎重にいけ』と声をかけていただきました。ありがたい事です。
• 『意外と』急な奥の登りゾーンも先頭付近で楽にクリア。ここでは目立った攻撃はなし。コムレイドの畑中さんがナチュラルに速かったような。
• 辺戸岬を回り東海岸に出ると、スピードの上がらない集団から何人か抜け出して行く。島田さん・増田偉人と行ったオーベスト勢も入っている。
• なんだなんだ？けっこう速いぞ。
• 私も前の方で先頭交替しつつスピードをあげていたら、集団は二分化されて後ろは ちょびっと遅れている。
• 二本目の登りを前にして後ろの集団も追いついてきたけど、多少なりとも脚を使ったんでない？前々で走っておいたのは悪い事はではなかったと考えておこう。
• いよいよ普久川ダムへの二回目の登り。ここでは一回目よりも更に絞り込まれるだろうし、絞り込むのだ。

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●二回目の普久川ダムも速いよ

• 登り始めで いきなり白石が猛烈にスピードをあげてるが、彼氏はそういう走りをする人なのだ。あれは たぶん長くは続かないのだ。位地取りが悪かったとは言え、一回目の登りで遅れてそれなりに脚も使っているはずなのだ。
• 急に反応する必要はないと判断して、じわっとスピードをあげて追走。
• 読み通りに、白石の強烈なスピードアップは すぐにストッピング。
• 序盤は私が先頭でスピードをあげていく。島田さんが引いてくれるなら任せて後ろに着いた方がラクチンだけど、なぜかあがってこない。どうした？
• まあここは最初の勝負どころであり、人任せで日和っていられるトコではない。
• 登り苦手マンな私が単独で抜けて行けるトコでもない。
• 先頭で力いっぱい引く。後ろのメンツをできるだけ削るのだ。
• コースには先にスタートした130kmと80kmの選手が山盛り。左側車線は完全に埋め尽くされていて、右側にもかなりの選手が。コース変更・スタート時刻変更の関係だろうが、なんか凄まじい光景です。
• 声をかけて、道を開けて貰いつつ突き進む。
• 1/3くらい登ったトコだろうか。先頭の私の横を物凄いスピードで武井さんがすっ飛んで行った。ここまで目立った走りをせず、ずっと溜めていたな。ついに動いてきたな。
• それにしても私が引いている時に行くとは なんだよー。まあ、後ろでマークしていたとしても とても着き切れない、そんな凄まじいスピードでありました。他の誰も反応できず、そのまま見送り。
• ここまでの先頭引きが祟ってか、中段あたりで ちょっと私の引きもパワーダウン。代わりに西谷さんが先頭に出て引き始めた。後ろを引きちぎって単独で武井さんを追いはじめるような走りでなくて助かった。すぐ後ろに着いて、ペースで登る。島田さんは前に出てこない。なぜだ？
• 逃げ続けて燃え尽きた江藤・モズクを中段でパス。それにしても ここまでのモズクの逃げは見事だった。
• ここからは さらに絞り込りこまれた集団で西谷・島田のペアで行き、途中で交互に攻撃に出る。そうなれば オーベストのシナリオ通りの展開になっただろうが、島田さんがいない。いないぞ。なぜだ？？？
• 『島田さんは後半苦しいだろうな』と正直なところ思っていたけど、まさかこんな早い段階で遅れるとは信じられない。
• 気の毒だけど、私には大変にありがたい展開になりました。
• 追い抜きざまに気は付かなかったが、面識のない逃げ選手は既に全員落ちていたようである。残るは飯田くんだけ。
• 登りの終盤に武井さんと飯田くんを捕まえ、これで逃げ集団は完全吸収。ここからがホントの勝負です。
• ただ、私も少々苦しくなってきた。少しずつ位置を下げていき、最後は集団の後方に しがみつくような形になりながらも、なんとかピークを通過。
• 補給所を通過したあたりで確認すると、集団は11人（だったと思う）。最後は かなり苦しかったが、狙い通りに絞り込めた。大成功。
• ホントは飯田くんを捕まえた時点では『全員吸収』とは解らず、滝山さんに『前はどれくらい？』と聞いたら、『そんなに離れていないと思うよ』とお茶目な事を答えていただいたのでした。
• 飯田くんに直接取材したら、『ここが先頭』との事。おーし。
• 顔見知りのメンツはオーベスト西谷・ドリンキング白石・高橋、FORZA武井、カワサキ飯田、コムレイド畑中で、これがそのまま有力ドコだろう。
• 後はUGOジャージの方、日大ショッキングピンクジャージな方、九州大学のジャージな方など。

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●果てしなく続くアップダウン区間

• 普久川ダムから長く下り、次の登り返しゾーンは実は かなり急勾配でそこそこ長い。『登り返し』とは言えない『本格的登り』ではありますが、ここで大きな動きがあって勝負のポイントになる事はほとんど無い。つーか、私の記憶では一度もなかった気がする。
• 『切れそうになる』なんて事も一度もなかったし。
• なので、地名もよく解っていません。
• ここで白石がスピードをあげて抜けて行きたそうな動きを見せているが、キレがない。普通に走っていれば対応できる。今日の彼氏の調子良くなさは、どうやら本物のようだ。
• このあたりでポンズ松下さんをパス。『なんでこんなトコにいるのー！？』と思った（声もかけた）のは事実です。普久川ダム二回登りは松下さんにマイナスに働いたのかな。
• アップダウンが続くゾーンで、今度は西谷さんが連続攻撃を仕掛けてくる。白石・西谷ともに後半勝負には持ち込みたくない気持ちだろう。良く解ります。
• 対して私は後半勝負に持ち込みたいキモチ。『行くなら一緒に連れて行って。イヤならヤメて』のつもりで すかさずマーク。一度目二度目は逃がさないことに成功したが、さらに彼氏は波状攻撃を仕掛けてくる。さすがに力では一枚抜けている。
• 少しく脚にキて ちょびっとマークを甘くしていたら、武井・白石の二人がが反応していって、前の三人が集団から抜けた形。チャンスと見たか（見るよな、普通）、マジ踏んでスピードを上げている。これはヤバイ。最悪のメンツ揃いだ。このままでは決まってしまう。ヤバイヤバイヤバイ。本格的にヤバイぞー。
• ヤバすぎて後ろでお見合いをしているバヤイではない。集団から飛び出して前を追う。ただ、全開で踏んで少しずつ差を詰めていけたものの、一気に乳酸菌フル充填で一人ではとても追いつけないカンジ。幸いにして飯田くんも一緒に来てくれたので、必死で回して前の三人に追いつけた。あー、きつかった。
• 捕まえたトコで三人も諦めたみたい。スローダウンしたので、後ろの集団も追いついて来て、再び ひとかたまりに。
• 『一人で行くしかない』と腹をくくったか、西谷さんがまたまた単独で抜けて行く。この人の積極性とタフネスぶりはホントに底無しだ。参ります。
• 集団のメンツも少々弱り気味だし、西谷さんのスピードもさほど強烈ではなかったので、『まあいいっか』という見送りモード。ほどなく西谷さんは視界から消えてしまった。
• うー。抜けて行く勢いがあまりなかった事もあって、ちょびっと油断したかもしれない。『少し泳いでもらって弱ってもらおう』という思惑があったにしても、逃げ経験豊富で圧倒的な独走力を持つ西谷さん相手では こりゃちょびっとやばいかも。
• 武井・白石あたりと『捕まえてしまおう』と声をかけて じわっとスピードアップ。しばらく追い続けて、ほどなく前方に西谷さんを捕らえた。80kmの先頭集団の後ろに位置し、抜くに抜けずにいる？集団を使わずにちょっと離れた位置を走っているのは、後ろから見てもフェアで清々しくてカッコ良かったです。でも、抜こうと思えば抜けたんじゃないかあ。先導白バイにプープー鳴らしてもらう事も出来たんだし。
• すぐには捕まずに、少しずつ詰めて行って出来るだけ長く独走してもらう。
• 捕まえてから80km集団の前に出て、そのまま高江平良のスプリントポイント勝負。
• 飯田くんの後ろに着き、『スプリントポイントの旗』の下でズバッと差した。やった！ポイントゲト！！
• と喜んで脚を緩めたら、旗の少し向こうにラインが引いてあって、慌てて踏み直したものの飯田くんに取られてしまったのでした。あーあ。ダサいです。
• このあたりから130kmの第二集団(?)、80kmの先頭集団と一緒になり、非常に走りづらい。出来るだけ他のレースのメンツを使わないように、コンパクトに走る。もうすぐ最後の最後の勝負どころである源河の三段坂である。ここで動いても意味はない。集団全体が脚を溜め気味で、スピードはちょっと落ち気味。
• そう思っていたら日大ショッキングピンクジャージの選手が、前に出ていった80kmの先頭集団に混じって行ってしまった。80km集団は（たぶん）四人に減っていたから、アタックして逃げて来たのかも。それでスピードが乗っていたのかも。
• 日大くんは そのまま四人と一緒に先行。おいおい、そんなに露骨に混じっていいのかよ。かなり信じられないぞ。
• まあ、ピンクくんが源河の三段坂を80kmのスピードで登るなら すぐに捕まえる事は出来るだろう。それに、ああいう『志の低い』走り方をする御仁はロクなモンではないはず。後ろのメンツは、かなりムカつきながらも無理して追う事はしない。向こうに見える差を保って脚を溜めて走る。
• まもなく源河の三段坂。ここでは攻撃に出るノダ。出来るだけスピードを上げて、さらに選手を絞り込む。半数くらいにはして、スプリンターは全員振り切りたい。このメンツならスプリントが強いのは武井さんと飯田くんとみた。なんとか切ってしまうのだ。
• スプリント力のないメンツとのゴール勝負に持ち込むために、ここは頑張るトコです。

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●源河の三段坂でリストラ作業を実施

• 三段坂の一段目には最後の補給所があるけど、取らずにスルーして先頭でペースを作る。最大の勝負どころの二段目の前には、ちょっと長めの下り坂がある。一段目で攻撃していっても効果は薄いのだ。
• 少し前には80kmの先頭集団に混じった日大くんが見え、80km集団を切り離して単独で先行して行く気はないみたい。
• ならば問題なく捕まえられる。捕まえて振り切る事が出来る。
• 並走する西谷さんが『これが最後の登り？』と聞いてきて、は？どういう意味でしょう？？ここは何度も走っているのでは・・・
• 後ろは振り返らなかったらホントのところは良く解らないけど、一段目では大きな動きはなし。下って二段目へ。いよいよです。
• 登り始めで白石・飯田といったあたりが先行したげな動きを見せたが、キレがない。大丈夫だ。慌てず騒がずにジワッと反応し、すぐに先頭に出て力いっぱい引き始める。
• 後ろを引きちぎるつもりで全力で踏む。変化をつけずに一定速めで踏む。踏む踏むフム。すなわちつまり去年と全く同じ攻撃であり、これではスパーンと決まらないとは解っているが、これが私の芸風である。
• ハイスピードでいって そこから緩急をつければ後ろを奇麗に斬り捨てられるかもしれないが、それをやったら更に緩急の強いメンツにカウンターを掛けられて、私もアウツ。
• 強力なチームメイトがいて、代わりに動いてくれればなー。ま、来年は大浜さんが一緒のはずだから、最高に心強いってもんさあ。
• 二段目の中段を過ぎたあたりで日大ピンクくんをパス。80km集団と一緒に登るのだけで精一杯だろうから もはやアウトオブ眼中ではあるが、ちょっとだけスピードをあげて着かれないようにする。
• 『なんびとたりともオレの前に出るんじゃねー』と先頭を引き倒し、ピーク付近でようやく後ろを振り返ると・・・六人も生き残っていた。西谷・武井・白石・高橋・飯田・九州大学。がっくし。
• まあ、途中で更に強烈な攻撃がなかった事や、メンツの表情からも それなりに弱っているように見える。ダメージを与える事は出来たはずだ。
• 二段目の下りで武井さんが飛び出していったが、余裕で反応出来る。三段目は短い。七人になって勢いでクリア。
• 三段目の下りで飯田くんが飛び出していったが、これもディープリムにモノ言わせて脚を使わずに吸収。
• いっぱいという感じは まったく無い。まだまだ脚は残っている。スプリントの強い武井さんを切れなかったのは失敗だが、飯田くんは序盤の逃げもあって脚は無いはず。九州大学くんは知らないが、後のメンツにはスプリントでなら勝てる。十分に優勝を狙える形に持ち込めむ事が出来た。

●追い風に乗ってゴールを目指します

• 去年あたりから登りは ある程度捨てて、平地スピードの強化をしてきた（つもり）。いつもは脚攣りと戦いながら走る最後の海沿い平坦路も、今年は普通に走れている（つもり）。追い風に乗ってますますスピードが上がり、ちょっと前の私ではあっぷあっぷだったろうが、今年は違う（つもり）。十分に脚を残してゴール勝負に臨めそうだ。
• 残り5kmくらいの地点で飯田くんが単独アタック！ここまでくれば駆け引きも何も無く、ゴールまでのド平坦ゾーンを逃げ切るつもりか？後ろがお見合いになる事を狙ってか？？
• 彼氏は物凄く良いセンスの持ち主で、ゴール前でのタイミングも絶妙なものを持っている。最後まで行ったらオケツを使おうと思っていただけに、これは意外。やはり序盤の逃げが効いて、最後まで縺れ込んだら勝ち目が無いと読んだのだろうか。
• 逃げて捕まって更に攻撃して行くとは、ホントに強い。今日のレースで一番強かったのは飯田くんである。一緒した誰もがそう思っている（はず）。
• 強い追い風のため、飯田くんのスピードもかなりのもの。それに、すぐに捕まえるよりはギリギリまで行ってもらった方が残りのメンツにとっても得である。
• すぐには追わずに、少しずつ詰めていって植物園の丘の前で吸収。
• 誰もがゴールスプリントを覚悟したようだ。植物園の丘では目立った攻撃はなし。yochikoさん、あやちゃんさん、声援ありがとうございました。よく聞こえていましたです。
• 植物園の丘を下れば残りは3kmほど。そろそろ位置取りなどを考え始める。
• 『やっぱり武井マークかなあ』などど最後尾に位置していた武井さんの様子を伺うと、なんと！（こっそりと）顔を歪めて、右足の太ももを手でバンバンと叩いている。これは攣っているな！ゴール勝負には絡めないのではないのか。
• 源河で削った成果が出たか。（気の毒ではありますが）やった！
• ゴールでは臼井が待っていてくれている。約束通りに一番で戻っていくのだ。

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●『ゴールスプリントは大失敗』の巻

• 武井さんは脚が攣りかけているし、飯田くんは先ほどの飛び出しで脚を使い切ったはず。
• 白石はゴールスプリントをしない人だし、西谷さんにはスプリントでなら勝てるはず。
• 高橋さんと九州大学くんの末脚は知らないけど、スプリント勝負で一番強いのは私のような気がしてきていた。
• 去年は積極的に仕掛けて（去年時点での）良いスプリントが出来ていた。なので、今年も積極策だ。
• 気が大きくなって、慎重さを少しく欠いていたような気がする。自信過剰だったような気がする。
• 残り1kmを切ったあたりで、並びはドリンキング白石-ドリンキング高橋-物見山奈良-後ろは不明。この並びも良くない。
• 道中は上手く走れたのに、最後の最後だけ全ての点で大失敗だった。画龍点睛を欠いた。
• 残り700mくらいで白石が先頭からロングスパート。『ゴールスプリントには加わらない』のが彼氏のポリシーであるらしく、この形から白石が勝つ可能性はこれしかない。
• 後続にちょびっと差をつけて飛び出したものの、チームメイトの高橋さんがなぜか反応して飛びつこうとしている！なぜだ？！
• まあいいっか。これはスーパーラッキーとばかりに高橋さんの背後でスピードを乗せていったら、振り向いた白石がそれに気づいて、『くるな！くるな！』と手で合図している。なんじゃそりゃー？ちょびっと笑ってしまったというのは正直なトコロです。
• それに応じて高橋さんは踏むのをやめた。『ならば白石を使って最後はオレが決めるぜ！』とばかりに、高橋さんを交わして白石に飛びついたのでありますがー。がー。がー。がー。
• 捕まった瞬間に白石は踏むのをやめた。しまった。ゴール前で競り合うのは『彼氏の美学』に反するんだった。最後まで藻掻くなんて事はしないのであった。しまった。しまった。しまった。
• 残り400mか500mで前に出てしまい、こうなってしまってはイクしかない。全開で踏み倒したが、後ろから武井・九州大学・西谷の三人に捲られた。
• 西谷さんと軽く接触して踏むのを一瞬止めてしまったけど、並んだから体が触れた訳で、まあほとんど関係はないでしょう。
• ワラワラワラと捲りきられ、ズブズブに沈んで四着でポン。
• 結果的に・・・私は『使われておしまい』だったみたい。

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●エピロローグ

• 去年は集団の四番手・全体での五位入賞という結果に心の底からハッピーだったのに、今年は微塵も喜べない。道中は当社比で完璧に近い走りが出来た。それだけに悔しい。悔しすぎる。
• 出迎えてくれた臼井に対しても、出る言葉は『悔しい』だけ。
• ゴール後は武井・白石と健闘を称えて握手しあい、レースについて振り返る。三人とも興奮気味。あー、それにしても悔しいなー。
• まあ、レースそのものは充実していたし面白く走れた。私も若くは無いが、年々パワーアップしていることは実感できている。
• 来年も本気で狙って走ります。優勝するぞ！
• 白石が『なんか飲み物をくれ』というので普久川ダムから遥々と運んできたボトルをあげたら、代わりに『スタートからゴールまで運んだうまい棒』をくれた。遥々度はこちらの方がずっと高いが、なんじゃこりゃ？
• せっかく貰った以上は食べなくては悪い。ソッコーで臼井と半分づつ食べたら しょっぱいしょっぱい。こんなの補給食にならないべ？
• 後で白石が綾野さんに『うまい棒が どーたらこーたら』と ちょっと向こうの方で熱く語っていた。詳しい話の内容は聞こえないが、どうやら今年のレースでのキーアイテムだったようである。
• 『そのうまい棒は・・・』と白石がこちらを指差したので、わたし達は目がテン。あー、ソッコーで食べちゃいました。そんなに重要なアイテムとは知りませんでした。すまぬ。
• 芝生に陣取って物ポン方面としばし歓談。ビールを飲んでアグー丼を食べ、臼井が買ってきてくれた沖縄的お菓子を食べる。うだーっとしたこの時間はサイコーに幸せなひとときです。
• 悔しさは残るけど、いつまでも引きずってはいられない。今年も充実した走りができました。臼井ほかサポートしてくれた皆様、応援してくれた皆様、一緒に練習してくれた皆様。大感謝です。ありがとうございました。
• しばらくくつろいでから撤収。ホテルに戻ってソッコーで自転車をばらしてから、臼井にマッサージして貰う。きもちいいー。
• さらに感謝の気持ちを込めて、山本さんと大浜さんのオミアシをモミモミモミとマッサージ。山本さんの脚は柔らかくてしなやかで、とても良い筋肉です。羨ましいです。
• 対して大浜さんの脚は筋肉量も凄いけどゴツゴツと固く、軽く揉むだけで悶絶してくれるので面白いですねー。レースも終わったから多少の揉み返しや なんだかんだは問題ナッシングでしょう。手加減なしでグリグリグリと責めて、たっぷりと喜んでいただけました。あー、楽しかった。

●打ち上げの様子とか

• 毎年恒例の大打ち上げ会は、私がサボって何も段取っていませんでした。関係方面にお詫び申し上げます。
• 松井さんに急遽あちこちと会場を探していただき、私たちのホテルそばに35人の会場を確保。ありがとうございました。
• ふんでー。物ポンリマ日野方面を中心に33人（だったはず）の打ち上げ大会。
• やっぱりこれがないと締まりませんね。大変に楽しかったです。
• 一次会の後は、ビールと泡盛を買い出しして部屋飲みの二次会だったのですがー。
• 私はソッコーで沈んでいたようです。

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●（チーム物見山）大浜レポート（一度目の登りで大きく遅れるも、以降の追い上げが強烈でメイン集団でゴール。メイン集団中では二番目の16位でした。）

※敬称略、誤り、駄文乱筆はご容赦下さい。あと展開の間違いも合わせてご勘弁のほどを。

6時30分羽田空港に着く、さあいよいよだ。
チケットカウンターで搭乗券を交換してみんなを探す。
今日の羽田発の物ポンツアーは7名。（1名関空発、もう1名は金曜日に沖縄入り。）
ほどなくみんなと合流出来て、うむ皆さん時間厳守で素晴らしい。
ああやっぱ自転車乗りが多いな、うっ、ちょっと緊張してきた・・

飛行機はわずかに遅れて離陸、やっぱり自転車の積み込みに時間がかかったのかな。
逆に飛行はとても順調、ただし約1名をのぞいては。
（知らんかった、二郎さんが飛行機苦手やったとはww、何か挙動不審だったんだよねwww）
那覇空港で輪行組の自転車の引き取りと、レンタカーの借り受けもまあ問題なく済み、
まずは腹ごしらえ、滝山さんの同僚の方の親戚（？）がやってらっしゃる定食屋に向かう。
おお良い店がまえやね、地元色と歴史をびんびん感じる。
早速の沖縄料理と島とうがらしを堪能し、いよいよ名護へ。

名護に着き受付に行く。　大会の準備はもうほぼ整っている。
こういう時、他の参加者がやたら強そうに見えるのは、僕だけなのだろうか。
大丈夫、大丈夫。　自信を持て、あれだけやってきたんだ、大丈夫さ。
そして200ｋｍ組みはホテル21世紀に、130ｋｍ組みはオクマへと分かれる。
細沼さん、山本さん、松下さん健闘を祈ります、明日無事に名護で会いましょう。

自転車の梱包をほどき、軽く試走に出る。
風が強い・・　それもかなり吹いている。　明日は収まれば良いのだが・・・
僕は名護植物園まで足を伸ばし、約1時間ほど走ってホテルに戻った。
うん、良い仕上がりだ、僕なりにね。
最近調整が上手くいっていると思う、だいぶレース慣れしてきたのかな。

戻って、買出し＆夕食になる。
夕食はバイキング形式で、いつものごとくモリモリ喰らうww
まあ明日は長丁場、しっかり蓄えこんでおかないといけないのだwww
その後は準備（ゼッケン付け、補給食作り）をして、21時には消灯した。
やはり沖縄までの移動、ホント一日が早かった。
でも澱みなく進行したので、酷く緊張を感じる暇がなかったのは幸いだった。

4時半起床だったので、直ぐに眠りに落ちた・・




起床！　よく眠れた、目覚めも良い。
朝飯も・・　やっぱり沢山食べるww　
でも、意識してすぐエネルギーとなるパン中心に心掛ける。
そしていざ出陣！　上物見山ジャージ、下チバポンズレーパンのハイブリッド装束でいく。
まだ暗い中、ちょこっと試走。　係の人達？、沿道の住人の方々？が道路を清掃してくれている、ありがとうございます。
スタート地点に向かうともう並んでいる。　
パインさん達が先頭に陣取っていたので、ずうずうしくお邪魔する、484番なのにスミマセン。
刻々とスタート時間が近づくにつれ緊張感も高まっていく、そして太鼓の音が更に気分を高揚させる。
うー、いくぜぇ〜。

スタート！
クリートも上手く拾えて上々の滑り出し、あっという間に我々の宿であるホテル21世紀を通過して左折、本部方面へと進路を取る。
序盤は大過なく進む、よしよし西谷さんもいるし、武井さん、白石君のMTBコンビにスペースの鈴木良則君もいる。
位置的には間違い無いのだろう、奈良さんは前に行っちゃったけど、とりあえずこのまま行こう。

仲尾次〜与那入り口まで思っていたよりも距離があった、ここで重大な失敗を犯すことになる・・
何時の間にか有力どころは前に上がっていき、気がつくといない。
あっトンネルだ、確かトンネルを過ぎたら右折して登りが始まるんだった！
ポイントとなる普久川の登りを中位で迎える事になってしまった。
思っていた以上に早いペースで登っていく、この登りはどのくらいあるのだろう？
今無理をしてでも付いてていくべきなのだろうか？
逡巡しながら登る・・　段々と状況が非常に不味くなっていることに気付く。
補給所を迎えたところで、自分の消極さに眩暈がした。　
先頭はどんどん行ってしまった、何をやっているんだ・・

“おい、もうトップには追いつけない、完走をめざそうぜ。”その時、声がかかった。


　　　　カッ！　　・・全身が熱くなり、血液が沸騰する。
“冗談じゃない、オレは完走目的で来たわけじゃない。何の為の厳しい練習だったのか！ふざけんな！！”
自分が招いた状況なのにスイッチが入った。
“追う！何が何でも追う！！あきらめてたまるか！！！”纏まりつつある集団より飛び出した。
ここからは、下り基調とは聞いていたが、結構登り返しがある。
“はっ、どうせ話半分、ソーテーの範囲内だぜ。”全力で前進を開始する。
集団からも一緒に来た人もいただろうし、単独走行の人も吸収しつつ突き進む。
とにかく緩めさせない、前前で積極的に引き倒す。　緩めるヤツはローテ飛ばして前に出る。
キツイ、キツイけど不思議と脚はまわってくれる。　どうしたんだ脳内麻薬がフィーバー中ですか、よし行け！行け！
奥の登りの差し掛かる頃、前方に集団が見えた。
“200ｋｍの集団だ！”と声が上がるが、最初は半信半疑だった。
しかし近づくにつれ・・　リマジャージが・・　福原キャプテンだ！！
やった、ここまで失地挽回した。ほっと胸をなでおろし、ちょっと休憩を取る事にする。
そんなこんなで奥にはあまり印象がない。　追いついた喜びで、通りすぎたというイメージしかない。　

さて集団を見まわすと、有力どころはいない。　やっぱまだ前か、よーし行くぞ！
前方に上がって行き集団を引く。　海岸線をぶんぶん飛ばす。
“ツキイチ上等、勝手にくっついてな！　ローテまわしてくれる人よろしくです、頑張りましょう！”　この辺りから130ｋｍ組も混じり始め、走り難くなる。
そしていよいよ2回目の普久川への登りが始まった。
あっという間に集団は崩壊、ヒルクラレースの様相を呈してくる。
僕より強い人達がボロボロ落ちていく・・　　川崎さん、都築さん、福原キャプテンも・・　
“イケル、イケル、まだまだイケル。”そう言い聞かせながら登る。　2回目である程度コースが分るのは非常に心強かった。
ガッ！　　後よりハスられる。　くー、こらえろ！集中力を切らすな！！
選手を掻き分け、掻き分け登っていく、そうしていると衝撃的な光景が飛び込んできた。
島田さん！！　あの島田さんが喘いでいる！　
どうしたんだ、かなりのペースで逃げたのだろうか？　にわかには信じられない心持でパスした。
照首山のピークを越え、ちょっと下って、登り返すと補給地点だ。　今度は預けておいたボトルを受け取る。
滝山さんより“まだまだ、追いつける！”と声をかけていただく。
ああ勇気百倍、何よりの補給です。　力がみなぎってくる。




安波〜慶佐次のこの区間が、実はツールドおきなわにおいて最もキツイ区間なのではないだろうか？
絶え間無いup-downの連続、イヤでも消耗を強いてくる・・
普久川からの下りで、ある程度選手達が纏まり始める。
補給は取ったし、余力は十分。　まだまだ行くぜ！
覚えている限りだが・・　増田偉人、なるしまの漆戸さん、Tモバジャージの宇津美さん、ケツにOPERAのロゴの入った方（どこのチームだろう？）、あと黄色のジャージの
方を中心に追走集団を形成する。
ぶら下がっている130ｋｍ組、80ｋｍ組などもいるが、基本的に200ｋｍ組でまわしていく。
“ふふふ、緩めんな（はあと）。ペース落とすなら前出んな（はあと）。コラ！番手の位置まで来てぶら下がんな（怒）。”
ちゃんとまわしてくれる分には良いのだが、なかには　・・なヤツも混じり始める。
　ヤレヤレだ。

おっ、前方に集団が。　遠目でも分る、あの大きくてパインのジャージは・・　野崎さんだ！！
ここまで、やっとここまで挽回したぜ。　この時ばかりは本当に嬉しかった。
あとは最後、源河の3段登りだ！
しかし、ここにきてついに脚がまわらなくなった。　ペースが上げられない・・
それでも集団から遅れなかったのは、みんな同じ状態だったのだろう。　仕方が無い、出来うる限りのスピードで登るんだ・・
追い上げてきたからよくは分らないが、この集団は間違いなくメインのハズだ。　しかし本当の有力どころ、すなわち優勝候補はいなかった。
奈良さんもいない、前はどうなっているんだろう？　
あとは・・　頑張ってください、勝ってくださいと念じつつ、ついに源河を越えた。

名護まではもうあとわずか、もう集団でゴールをめざす。
平坦路に入ってもあまりペースが上がらない。　みんなあきらかに脚をためている感じがする。
そんな中、宇津美さんが積極的に集団を引き、そして飛び出す。
実に印象に残る、清々しい走りだった。　
混成集団なので、今イチ落ち着かない。　なるべく前にいたのだが・・
突然前走者がヨレた！　こんな何もないところで！！
“危ないぞ！　もう後少しじゃないか！”さすがに今回は声が出た。　本当に肝を冷やす出来事だった。
不利を受けるよりはむしろと思い、植物園の丘で前に出ることにした。
・・が、あ、脚が攣った・・　　ぐぐ、しまった、最後の最後なのに・・
こらえろ！自分が苦しい時は相手だって苦しいんだ。　水田さんよりアドバイスもらった言葉を胸にぺダルを踏みつける。
この飛び出しで集団が活性化、まわりが騒がしくなる。
とにかく前だ、何とか良い位置をキープしなければ。
いよいよホテル21世紀横の大きく左にまわりこむカーブを過ぎて直線に入った。
ふたり飛び出した！　まだ早い！
僕は良い位置を取る事が出来ている、こんなの初めてだ。
するとぽっかり前が空いた！　もう躊躇はない、反射した。
あらん限りの力を振り絞る・・　突き抜けた！！
10月のFISCOからも感じていたが、意外に僕のスプリントも通用するのか？
おはサイのスプリントでは、自信をなくすばかりなんだけど・・
ああ、おはサイ仲間が異常なんですね。　あなた方はスゴスギです。

そしてゴール! 　最後に抜いちゃって、差し込まれたのが僕らしい。（凌いだと思っていたのだが・・　orz）
ああ終わった、何とか名護まで辿りつくことが出来た、一時はどうなる事かと思ったが。
果たしてどのくらいでゴールしたのだろう？　その時は全く分からなかった。
とりあえず用を足し、先にゴールしている奈良さんを探す。
ああ奈良さん、どうだったんですか！？　4位、4位か！スゴイ！！　ええ？最後4人の
スプリント合戦で・・　いやー、それはおしい！おしかったなあ。
そして続々皆ゴールしてくる。　互いに健闘をねぎらいあい、称えあう。
ホント疲れた、ボロボロだ・・　でも何故かしら心地良い、これがおきなわなんだ。
こりゃクセになるなあ。
みんなで芝生に移動して、まったりする。　力が抜ける・・　こうして初挑戦のおき
なわが終わった。

この1年、おきなわを大目標にやってきました。
こうしてスタートラインに立て、無事にゴール出来た事に無上の喜びを感じます。
物見山のチームの皆さん、稽古をつけていただいた方々、そして残念ながらDNSになった方にも本当に感謝しております、ありがとうございました。
来年こそ奈良さんと一緒にゴールへ、もっともっと研鑚しなければ。　
皆さん、今後ともよろしくお願い致します。

*最後にオチを一つ
実はレース中ずっと小便したかったんですよね・・　　orz
普久川の登り前とか登った後に、申し合わせたようにトイレタイムあるって聞いていたけど・・
“そんなん、あれへんやん！　悠長にションベンなんかしてたら、置いていかれてまうやん！！”
・・ずっとこらえてました、マジで終盤はタレ流しを覚悟しました。
最後スプリントが効いたのは、実はトイレに行きたかったからかもね。
ゴール後トイレに駆け込んだとさ・・　。

【教訓】レース前は必ずトイレに行きましょう。　　　ギャフン！

受付を済ませた石田さんが わざわざとホテルに寄ってくださり、組み立てた後の最終点検をしていただきました（つーか、ほとんど組み立てていただきました）。ホントに石田さんの面倒見の良さには頭が下がります。ありがたい事です。お世話になりっぱなしです。安心感が違います。実際、沖縄レースでは一度だりともメカトラは経験していないのです。走りの方でお礼の気持ちをなんとか示したいのココロ。

組み立て終了後に、自転車と脚の調子を見るべく山本さん大浜さんと一緒に軽く走りに出る。滝山さんは諸般の事情にてDNS。来年は是非！感謝の気持ちを込めてHOT SATFFジャージで走りましたです。強烈な北風を突いて なかなか良いカンジで脚が回り、仕上がりは悪くないカンジ。よし。

小一時間走ってホテルに戻り、買い出しをしてから夕ごはんタイム。大量に食べておきました。部屋に戻ってからも追加でおやつをパクパクと。食わなきゃ走れねー。

仕上げに臼井にマッサージをしてもらい、筋肉の状態も悪くないようだ。（意外と）精神的に弱かったり緊張しやすい私ではあるけど、今回は とても前向きな気持ちで臨めている。特に気持ちの方面で、臼井は最大の支えであり励みであります。ありがとう。

22時前にはとっとと寝る。『緊張して眠れないかも』との心配は杞憂に終わり、電気を消したら一瞬で気絶していたみたい。落ち着いた気持ちでいられているという事だろう。明日も落ち着いた良い走りをしたいのココロ。

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三連休は初日に やや強め・やや長め、二日目・三日目は流しめに抑える事にしたのでした。今日は物見山大周回を五周回です。

集合場所には松井・殿岡・志村・大浜・盛永・松村・山ちゃん・松下・小湊・屋代・奈良・11人。この人数では全員まとまって走るのでは社会の迷惑なので、自然発生的に二つの集団に別れるのは物見山練のいいトコです。美しいです。

んですがー。前の五人との距離を一定に保ちつつ後ろの六人の先頭を走っていたら、前の五人が遅い。遅すぎる。遅まっている（←これは いったい何語ですか？）。普通の快速ペースで走ると前に追いついちゃうし、抑えるとストレスありまくりでキムチ悪い。ちょびっとイライラー。

じゃあオレが前に行くよ。半端なスピードで前に出ると半端にまとまって全員集合になってしまうので、前に飛び出して全開で踏む踏むフムフム。かなり速いです（当社比）。しばらくして松井さん松村さん小湊さんが追いついてきて、四人ならちょうどの先行集団でしょう。さらにハイスピード（当社比）を維持してすっ飛ばす。あー、速いです。でも自分からあげた以上、これはキープしなければカッコ悪いスピードです。

途中の信号ストップで大浜さん松下さんが追いついてきて、さらにハイスピードになりました。んでもって、R407の中間スプリントポイントで松村さんと藻掻き愛。ポイントをゲトした後も そのまま緩めずに踏んでいたら、後ろは遅れて小湊さんと二人になってしまった。中間スプリントポイントはゴールじゃないヨー。そのあとも緩めちゃ駄目だヨー。

越辺川沿いにさらにグリグリとすっ飛ばし、第二集合ポイントへは8:00ちょうど着。なかなか速くてなかなかしんどかったのでした。ここでパイン西村さんと3up北島さん合流。松井さん折り返し。サイナラです。

ふんでもって、ユルユルと物見山を登ってから、物見山大周回の御開帳ダイ。一周12kmちょいのコースを五周です。個人的には、『今日は あんまりドンパチやらず、良く見て走る』のがテーマソングです。流れを良く見て走りまSHOW。

●一周目（25分02秒）。
コースを知らない人もいるので、あまりあげずにユルユルと。最初の鋪装段差部で後方から凄まじい炸裂音が響いてきて、ぎゃ。何事か？咄嗟に北島さんのカボーンヂープリムが壊れた音かと思ったけど、北島さんは私より前。山ちゃんのボトルケージが壊れ、ボトルがチェーンリングで切り裂かれた音だったのでした。あー、ビックラこいた。

後半の三段坂から段々とスピードアプ。

●二周目（三周目とあわせて47分29秒）。
最初のなんとかゴルフ場坂で殿岡さんと松村さんがスルスルと抜けていき、今日は山岳ポイント争いなんてする気はないけど、なんとなく反応して後ろから追走。そしたら屋代さんも一緒に飛んできて、そのまま下りゾーンへIN。

『あー。その勢いで突っ込んで大丈夫でスカイ。曲がりきれるんでスカイ』と心配していたら、やはり曲がりきれずにガードレールへ突っ込んでいかれた。幸いにしてダメージはほとんどなかったようなので、回復を待ってそのまま再スタート。でも屋代さんは一周流して走ったみたい。

後半の三段坂で小湊さんがアタクして抜けていき、『オー、カッコイイデスネ。セキョクテキナノハイイコトデスネ』と眺めていたら、捕まった瞬間にさらにスルどいバックアタクを決めていかれた。いさぎよし！

●三周目（二周目とあわせて47分29秒）。
段々と早まっていくものの、目立った展開なし。私もおとなしく走っております。こういう落ち着いた走りも出来るのです。

がー。堪えきれなくなって三段坂の最後にアタクしちゃいました。西村さんが着いてきたけど、さらにもう一発かまして単独逃げ体勢に。ちょびっと動いておかないと、今晩のお酒が美味しくないってモンさあ。飲まないけど。

●ヨン周目（23分11秒）。
かなりマジ踏みしたつもりなのに、清澄坂前の平坦で捕まっちゃいました。嗚呼、独走力梨男君。

後は展開に乗って淡々と走ります。殿岡さん志村くんは途中で抜け、後はフツーに切れたりして、先頭集団は西村・松村・大浜・奈良・北島・屋代。流していた屋代さんが合流し、ケガなくてなによりでした。あー、合流した後もフツーに速いんですけど。

●最終五周目（21分58秒）。
独走にはしたくない（その後の下りと緩いアップダウンが長い）けど少しは絞り込みたかったので、清澄坂でブリッとスピードをあげてリストラ作戦。西村さん屋代さん奈良だけが生き残り、後はバイバイキン。

三段坂までは三人で回して後続との差を開き、山村女子大坂でファイナル勝負。屋代さんは周回数が違うけど、そんな事はカンケ−ないもんね。頭とらねば。

西村さんと私が見合うのを見越してか、スローな駆け引き状態から屋代さんがスルどく先行。正しい判断だと思います。

ですがー。最後まで持つ距離になってからさらにスルどく発進し、西村さんをズビっと振り切り、屋代さんをズバッと抜き去ってゴール。いい感じで決まりました。

発着点のサンクスに全員集合し、小休止してから快速帰還。強すぎず弱からず、流れに乗って良い具合に刺激を入れる事ができ、バッチグーの三連休初日でした。

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今年度のおはサイは火曜日で終了、つーか、火曜日の時点でも既に終了していたのですガー。

自転車通勤は どーせイタさなくてはならないし、道満は会社への通勤路途中（ただし ちょい遠回り）なので、顔出し程度に寄っていく事にした。臼井に編んでもらったネックウォーマを装着すると、おお。寒くない！ウインドブレーカなしでも寒くない。首とアゴを隠すと冷え具合が全然違うんダナ。

ヘロヘロと走っておはサイコースに着くと、大浜さん以外にも原田さんと屋代さんがおられて、いかったいかった。さらに いかった。これならとっとと抜けても問題なかろう。『二周だけして離脱します』と宣言して周回練の御開帳。（たぶん）日の出前という事とどんよりと曇っている事とあわせて、周りは猛烈に暗い。『この世の終わりの道満おはサイ』ってな噴霧器ダー。

オウ。原田さんのスピードが強烈むひ。カンチブレーキの威力でしょうか。当社比で三倍は脚が良く回っていましたデシタ。

なんとなく（当社比）一周半して、二周目のバックストレートでスプリント合戦。ちょい抜けの大浜さんの後ろから股股なんとなく仕掛けていったら、屋代さんに捲られて うげー。しかも横に並んだ瞬間に、後ろにはカーボショッツの袋（たぶん）、私の目の前にはスピードメータを吹っ飛ばすという高等テクニックを繰り出されてしまい、私が気を取られた隙に そのままスプリントポイントまでバイバイキン。『マッハゴーゴー』の悪役レーサが、巻き菱やら何やらを巻き散らかしていくサマにも似ていました。走りだけでもなく、技も切れているなー、屋代サン。

そのまま私は離脱して触媒キ。

lap	2006																																2005
	11/02	10/31	10/19	10/17	10/12	10/05	10/03	09/28	09/26	09/21	09/07	09/05	08/31	08/22	08/10	08/03	07/27	07/25	07/20	07/13	07/06	06/27	06/22	06/13	06/08	06/06	05/30	05/25	05/12	04/27	04/20	04/18	06/03
1	?	?	?	?	?	?	?	?	?	?	?	?	?	?	?	?	?	?	9'56	?	?	?	?	?	?	?	?	?	?	?	?	?	?	8'12"
2	?	7'38	8'24	7'00	6'52	7'13	7'11	7'24	7'03	7'27	6'52	6'56	6'55	6'51	7'24	6'59	6'58	7'05	10'00	7'01	7'00	6'55	6'57	7'04	7'14	7'01	6'59	6'59	7'11	7'29	7'11	7'30	7'17	7'32"
3		7'26	8'26	7'20	7'32		9'05		7'39	8'02	7'27	7'32	7'15	7'27	8'22	7'25	7'06	7'41			7'30	7'24	7'41	7'32	7'43	7'47	7'11	7'22	?	7'46			7'39	7'22"
4				6'58	6'57				7'03	7'33	6'56	7'05	6'54	6'53	7'30	7'02	6'52	7'06				6'56	7'13	7'15	7'13	7'07	7'01	6'55		7'30			7'11	7'12"
5				7'14	7'49				7'47	8'04	7'40	7'37	7'46	7'33	8'00		7'28	7'41				7'35	7'49	7'33	7'45	?	7'33	7'33		8'04			7'32	7'05"
6				6'39	7'18				7'08	7'12	6'59	7'07	6'55	6'55	7'37		6'58	7'08				7'15 (メイン集団は6分台のはず)	7'07	7'01	7'15		7'01	7'01		7'28			7'06

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帰りは電車です。電車は楽だ楽だラクダ。